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2009年1月30日 (金)

落日の中で

昇りきれない太陽

沈んでいくのは、馬鹿みたいにちっぽけなプライドに邪魔された、人間としての尊厳

ここに人は居ない


老健(介護老人保健施設の略)てのが、ほんとに介護に必要とされている施設なのか、働いていてつくづく思う。

僕は、介護の人生の殆どを老健で過ごしている。今年で10年目を迎える介護人生。やっと入り口に立った。のだが、その入り口から僕はいっこうに前に進めていない。。。進みたいしもっと可能性を広めたいが、その入り口で幅を利かせ、通せんぼをする奴等がいる。

この10年間、僕の目の前を遮る輩の存在。

10年間、僕の目の前で、老人を苦しめ続けている奴ら。

その奴等に戦いを挑んでは、拒否され否定され続ける僕・・・

負けたくない!! だから必死で勉強した。勉強し見せつけるがそれでも分かってくれない。奴らは独自の理論でそれが相手を苦しめていると分かっていてもやってしまうのだ。

その理論が、いつかは目の前の老人の為になると・・・信じている。

信じているものが違いすぎる・・・信じているものが、目の前の老人には通用しないと言う事を、受け入れきれていない・・自分達のやっていることは為になることだから、多少苦しくても我慢しなさい、私達の言う事を聞きなさい。私達は何でも知っているから間違いはないのだと誇らしげに立ちすくんでいる。。。

70、80、90を過ぎた、海千山千の人々に向かって、まだ半世紀すらも生きていない小僧や小娘が偉そうに・・・

大事なことが見えていない・・・

僕らはただただ、生きていて欲しいのだ。もう来年は無いのかもしれない、明日の約束だってできるはずがない。

老いると言う、何もかもを経験してきた人生の達人達が、初めて直面する受け入れがたき困難。その困難を目の当たりにし、うろたえ怯えながらも懸命に老いと向き合って行く姿に何も感じないのだろうか。。。その姿を見たら、もう何も言えないではないか。。。

それでもなお、あれもダメ、これもダメと言いつづけるのか?!

そうやってその人を否定していくのか。

専門性の名の元に!!

M助さんは、最近、水分の飲みが少ないと言う。。。

奴らは少ないから、飲め飲めと無理やり口に突っ込んでいく・・・

水分が足りないから水分を補給しないといけないのは分かってる。。。でもそのやり方は違う。飲まないのは何故なのか?と言う根本の発想が抜けている。可愛そうに、M助さんは、普通の水分では飲まないから、トロトロとトロミを付けられ、お茶を食べさせられてるではないか!! そのせいで一日に必要な水分量は補給できるようになったそうだ・・・良かった良かった。。。。なわけねーだろ!!

拷問にしか見えないな。。。それをして喜んでいては介護に未来は無い・・・

これを見ているこれから老いと向き合う人々は、同じ目に合うと思ってもらいたい・・・良いんですか?!こんなことをされて!!命を助ける為だから、しょうがないと割り切れますか!!

俺ならそんな目には合わせね~!!

お菓子を持っていって、お菓子を食いながら、お茶を飲む。それをしたら奴らなんて言ったと思う?

太るからやめてだとさ!!

お菓子の一個や二個で太るか!! 例え太ってもそれの何が悪いんか!?

太って歩けなくなったらどうするん、太って動脈硬化とか起こしたらどうするん?

それはいつなんか? 太って歩けなくなるのはいつなんか?動脈硬化を起こすのはいつなんか、今なんか?!

わからんやろうが!! 

分からん事を心配して、本人が嫌がらずに苦痛な思いをせずに済む事をやるなっって言うほうがおかしいやろう。。。もう十分、我慢して生きてきただろうに。。。この老健と言う所に、入っているだけでも我慢して入っているのに、、、まだ我慢をさせないといけないのか・・・

おかしなことを言う連中。

それは

医療と看護

それがある、老健と言う施設は、最早、医療と看護の価値観が変らない限り、地獄だ。

我々は根拠のある科学的な進歩した専門性を持っています。それで人の命を守ります救います。。。

苦しめてばかりの連中。。。僕はそこで10年も働いているのだ・・・

2009年1月13日 (火)

新年

新しい年がやって来た。

年末からいやに忙しかった。。。

主任が変ってから、変な仕事がどんどん増えた。

マニュアル人間の主任。。。

どいつもこいつもマニュアルだ効率だ。。。

どーして上に立つ人間はあーなのか。。。

人間相手に効率よくできるか!!っての

そいつは言う。

いまある業務を改善すれば、少しは年寄りのために、マーさんの言う側に行けれるんやないかと、、、

行けれるか!!

行こうとしない奴がいないかぎり、そういう人間を作らない限り、いつまでたっても行けないのだよ。確かに業務の効率の改善は、必要だろう。でもそれイコール老人の為ではない!!

それはあくまで俺たちの働きやすさ。その働きやすさが、必ずしも老人の側に行く口実にはならないのだよ!!

断言する。

業務を見ている限りは、いつまで立ってもお年寄りを見ない。

効率を求めている間は、いつまで立っても質の良いケアには辿り着かない。

そして平気な顔をして言う、老健やから。。。家のようにはいかないんっすよやっぱ。。。

そんな奴が介護福祉士を名乗るな。ケアマネを名乗るな。老人の相手をするな。

老健だろうが在宅だろうが特養だろうが療養型だろうがデイケアだろうがデイサービスだろうがグループホームだろうがなんだろうが、やる事は目指す所は一緒だろうが!!

だから、今、続々とで作られているいる志のある者達が作った小規模の施設から、今までの大規模施設はダメだ! と言われるのだ!! あすこはただの小屋だと言われるのだ。

何故なら生活のニオイがないからだ、生活感が無いからだ、覚悟がないからだ。

頭に来る。

頭に来るが、しょうがない。そんな奴ばかりが上にいるのだから俺は勝手にするしかない。奴等がなんと言おうと、効率は求めない。業務は優先しない。世界は自分の力で変える。

いつか俺も言ってみて~。こんな施設はダメだよ!! って。

今年の目標を立てました。

基本に立ち返り、お年寄りのケアを徹底的にする事。一つの事例を徹底的にする事。老人の顔を真剣に気にすること。

効率的にしたい奴はしておけ!! そんなん考えてる暇は俺にはないんだ。そんな暇を俺に持ってくるなよ!!

だから年末は馬鹿みたいに忙しかったんだ!! 

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